SUGEEEEEおもしろかった。
悔しいけどめちゃくちゃおもしろかった。
書いてたらキリがないけど、まずアレな。
わたしが芝居作ると、役者に「なんでそこで歌うん?」
「なんでそこで踊るん?」
て言われることがある。
奥さん、そりゃミュージカルやでや。
そう言うと、あまりミュージカルを観ない人は納得しない。
ミュージカル出身とストレートプレイ役者の溝は深い。。と思った。
そのテーマを何度もけんちゃんと話し合ったものだ。
彼は、歌いたいから! 歌うんだよ!!! でいいんじゃない? って言った。
前置きが長くなりまして。
今日観た芝居にはミュージカル違うけど、ソロの歌が4曲あった。
それもめちゃくちゃに良かった。胸に沁みた。ぽろぽろ泣いてた。
そしてどの歌も、そこに必然の歌だった。
こんなふーに歌を芝居に入れんねん?
このやられた感?
くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwww
ざちょーの脚本は今までのどれよりも面白かったし
比留間さんは相変わらず天才的に面白い芝居するし
けんちゃんは今回普通かな~と思っていたら突発的にめちゃめちゃおもしろいことをやり出してちん子もげたし、きさま飛び道具か!
おもしろかった。
ああ、むかつくくらいにね!
そしてやはりあなたはいい役者だよ、けんちゃん。
劇場でばったりPrologueの元メン、ゆきちゃんに会った。
元メンだから元メンの芝居でばったり会ってもおかしくないわな。で、軽く一杯。軽くね!
チェーン店居酒屋はもういやだあああああ
というわたしの懇願で入ったお店がオオアタリー
そんてゆきちゃん。変わらず綺麗やなぁ。
バケモノか、って言いたくなるくらいスキンやバディに年月の流れを感じさせない。何故相応に老けていかない?
てか、やっぱり凄いね。
同じ志を持ち同じ夢を見た同志っつーのは
数年音沙汰なくても、こうやって合言葉を交わせば
すぐに動き出すもんなんやね。
即繋がる。
まるでブランクがない。
もう話が尽きないね。
「たいぷつーは観てて、ホントちくしょーって思うんだよね。悔しくなるんだよね」
「ああ…わかるよ、ゆきちゃん」
ゆきちゃんが言う、そしてわたしがもうひとつ悔しくてしょうがないのは
彼らはフツーのサラリーマン、
強いて言えば一流企業のサラリーマンなんだ。
土日を使って稽古して、有給を使って公演を打つ。
ゆきちゃんやわたしは芝居がしたくて田舎から上京してきて、
血反吐吐いて役者をやってきたクチ。
彼らは違う。
仲の良い同僚が仕事帰り飲んだイキオイで
「おい副島、芝居すっぞ」「芝居ってなんだよ?」
って初めたクチ。
そして血反吐なんて吐いてない。
そう言うと、芝居創りにいろいろ苦労はあるものだから多大な語弊があるのだけど
少なくとも、目指すところも歩いてきた道もなにもかも違う。
「なのに、
すっっっっごいおもしろいんだよね!!!!
なんで?わたしらの血反吐吐いてやってきたことってなんなの?って思うよね?
すっごく悔しいよね!」
ゆきちゃんが声を昂らせる。
ほんとそう。
芝居も習ったこともないのに
そこらへんのセミプロよりも面白いものを創る。面白い芝居をする。
これが天性ってーか、才能ってもんなんやろなあ。。
ああ、
男〆天魚のことはひとつもなかったね。テヘ。