帰りの新幹線でいつもほうこくしょを済ませるようにしているんやけど、
昨日はご本に夢中でうちでやる羽目になった。
そんなんで、ここ4日で三冊読んだ。

一冊目は省略するけど、
二冊目は駅のホームのキオスクで買った。
ホームの売店で面白いものが見つかるとは思わんかったけど、とりま活字が読めれば良かった。
で、見慣れた作家の名前があったのでそれにした。




赤川次郎。
子供の頃にたくさん読んだ。

何故赤川次郎を読むのは少年時代と決まっているのか、
それは読み進めてすぐ解った。
難しい言葉もいい回しも使わない、子供にとって、とっても読みやすいのだ。
とはいえベストセラー作家、ちゃんとわくわくさせる。

まあでも、最近のミステリー作家の作品は秀逸すぎる。
やっぱり申し訳ないけれどこの方の物語は稚拙すぎた。
最後のオチが残念すぎる。たったこれだけかい!
ホテルのごみ箱に合掌しながら弔いを済ませた。

ちなこの方は今何歳なんやろ。
もう相当いいおじいちゃんなはずやんね?


二冊目はドウトンボリーのブックオフで
200円のコーナーにあったので迷わず買った。
前に読もうと思っていて忘れていたやつ。




あまりにメジャーになりすぎてしまったので敬遠している節もあったけど
やはりしゅごいねえ。
この方の作品はミステリーに留まらないね。
ヒューマン・ドラマだ。

ラスト数十頁にも近づいて来るともう終わってしまうん?という思いに駆られた。
せつない、せつなすぎる。終わってしまうのもそうだけど物語が切なすぎる。
そして決してミステリーのお約束、ラストはめでたく事件解決。ではない。めでたくないまま終わる。登場人物と読み手にメッセージを投げつけて。つらい。つらすぎる。


うーん、何が言いたかったかってゆうと、ひさびさに赤川次郎読んだわってお話だわ。
ご芳名
コメント