今までにないテのこわさ!


学校帰り、チャリを押しながら
あー勉強くそ疲れたわーって思いながら
ポケットからタバコを取り出して、咥えて火をつけてん。

その瞬間、少し前に先生!
びっくりして慌てて足元でもみ消して、茂みにザザってしてんけど
「お前タバコ吸ってたやろ!!!」って先生が駆け寄ってきてん。


アタマ真っ白
絶体絶命
ここで認めるかボケ通すか


小心者なわたしは
普段ならすぐに「はい」って認めてしまうねんけど
今回そうはいかんかった。
なんたってあと一月で本命受験。
ここまできて退学になったら一巻の終わり。
もう内臓出そう。
何にも言えん。


先生は執拗に吸いがらを探す。
なかなか見つからない。

吸ってましたとも吸ってませんとも言えない中、
「吸殻どこに隠してん!」って言われて
カバンの中身をひとつひとつ取り出される。
「喰ったんか?喰ってしもたんか?」(いや、それしぬやろ)

もうひとつ持ってたカバンを
「分かったおまえを信じるから」
「それは自分で開けろ」
そう言われて中身をひとつづつ取り出す。
そこでここに来る前、直前にあったことを話す。
タバコから話題を逸らしたかった。


「さっきなー
きよみとちーちゃんと美鈴にばったり会ってん」

あー、あいつらか。

「なんかやつら、えらいやさぐれてしもて」
「わたし見たら、勉強忙しいんやろー?ってニヤニヤ言われてしもてなー」
「あんな仲良かったのに」
「めっちゃ切なかったわー」


そこまで言って顔を上げたら先生がおらん!
来た道を吸殻探しに戻ったみたい。
慌てて小走りで戻ると
吸殻あったはー!!!!!
手に取ってこれをどうするかとどきどきしたところで目が覚めた。



ごめんな
夢の話ってくそおもろくないやんね
でもなんで夢って書き留めたいんやろ。

おそろしさレベルは
霊的なアレとか、
戦時中追われる恐しさに匹敵するくらいやってんよ。


ちなみにハイスクール時代はタバコを吸っていません。
そんで
きよみとちーちゃんと美鈴、
勝手にやさぐれさせてごめんな。


で、気が付いたら床の上で寝てた。
めっちゃフローリングの上。
カラダばっきばきやねん。
(なぜこの真冬に、わたしは床で寝ても風邪をひかないんだろう)


受験生、残り僅か、
いろいろと気をつけてくださいね!!!
おふろ逝ってきます!
ご芳名
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